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できること

SUIMOWの中心にあるのは、処理場同士の情報交換です。機能を「残す」「繋ぐ」「磨く」の3つの段階に分けています。まず記録として「残し」、残したものを処理場同士で共有して「繋ぎ」、質問や意見、数値を重ねて「磨き」ます。

残っていない知見は繋げず、繋がらない知見は磨けないため、この順番を大切にしています。

1残す

知っていること、経験したことを、処理場ごとに書き残します。書いたものは処理場の記録として残り、維持管理会社が替わっても引き継がれます。

書き残すための器が「勘所」と「レポート」です。どちらも空欄があっても投稿でき、候補にない言葉も自由に書けます。

勘所

経験を次の5つに分けて残します。「何を見て、どの設備を、どう動かすと、何が起き、何のためか」の形で書くので、書いた本人でなくても読んで使えます。観測から現象までの4つは、それぞれいくつでも書けます。

  1. 観測(何を見て) 例:天気予報の降水量/ポンプ井の水位
  2. 負荷(どの設備を) 例:流入ゲート/主ポンプ
  3. 操作(どう動かすと) 例:ゲートの開度を下げる/主ポンプの回転数を上げる
  4. 現象(何が起きるか) 例:ポンプ井の水位が下がる/流入のピークが下がる
  5. 達成(何のために) 例:雨のピークでも処理量を一定に保ち、放流水の水質を守る

どんな条件で当てはまるか、どのくらい確かな経験なのかも添えられます。書いた勘所は、ほかの処理場の方も読めます。

勘所の画面(デモ環境)
勘所の画面(デモ環境)

レポート

経験から得た知見を文章で共有します。日々の気づき、工事やトラブルの報告、ベテランからの継承、被災したときの記録、ちょっとした雑談まで書けます。うまくいかなかったことも、ぜひ残してください。それも、次に役立つ知見です。

レポートの画面(デモ環境)
レポートの画面(デモ環境)

ベテラン技術者の方へ

初歩的に見える知見ほど、書いてください。経験を重ねた方には当たり前のことでも、初めての方にはそこが分からない、ということがよくあります。そうした当たり前ほど、言葉にできるのは経験を重ねた方だけです。書き残したものが、次に担う方の最初の手がかりになります。

もう一つ、経験を重ねた方どうしの込み入ったやり取りも、ぜひ残してください。これまで会議や電話の中で終わっていた議論が、全国の技術を高める記録になります。

設備台帳

処理場の設備構成を登録しておきます。登録した台帳は、その処理場のページで、ほかの処理場の方も見られます。似た設備を持つ処理場を探す手がかりにもなります。

設備台帳の構成(デモ環境)
設備台帳の構成(デモ環境)

災害への備え

非常用発電機の運転可能時間、浸水のおそれ、緊急時の連絡先、前線拠点の候補などを、平時のうちに登録しておきます。

災害への備えの画面(デモ環境)
災害への備えの画面(デモ環境)

2繋ぐ

処理場の外へ知見を届け、外からも受け取れるようにします。

これまでは、ほかの処理場との連絡の取り方も処理場ごとにばらばらで、県や地域の違う処理場がどんな工夫をしているのかを知る機会は限られていました。SUIMOWでは、処理場同士が直接やり取りできます。

検索

書かれている言葉から、全国の勘所・質問・レポートを探せます。複数の言葉を空白で区切って絞り込めるほか、全角・半角の違いも気にせず検索できます。勘所は、設備・条件・処理方式からも絞り込めます。

勘所集の検索(デモ環境)
勘所集の検索(デモ環境)

機場検索

処理場の名前・市町村・会社名、処理方式、都道府県から処理場を探せます。処理能力の順に並べることもでき、見つけた処理場のページからは、その処理場の設備台帳も見られます。

機場検索の画面(デモ環境)
機場検索の画面(デモ環境)

質問

困っていることを、全国の処理場に聞けます。経験の浅い方でも、次の6つの欄に沿って書けば、聞きたいことが伝わります。必ず書くのは「何を聞きたいか」だけです。ほかの欄も埋めるほど、回答する側が状況をつかみやすくなり、的確な答えが返ってきます。

  1. いつから・どれくらい(発生時期・頻度・いまの状況)
  2. どこで
  3. 何が起きた
  4. 直近で変わったこと
  5. 何をした
  6. 何を聞きたいか(必須)
質問と回答の画面(デモ環境)
質問と回答の画面(デモ環境)

チャット

処理場と処理場のあいだで話をするための部屋です。処理場のページにある「この機場に連絡する」から始められます。話が込み入ってきたら、相手の処理場がTeams会議のURLを登録していれば、そこから直接話すこともできます。

チャットの画面(デモ環境)
チャットの画面(デモ環境)

特集

窒素・リン除去、省エネ、浸水・災害など、テーマごとに勘所・質問・レポートをまとめて読めます。投稿の中の言葉から自動で集まるため、投稿する側が特別な作業をする必要はありません。取り上げてほしいテーマがあれば、要望としてお寄せください。SUIMOW運営が特集に加えます。

特集の画面(デモ環境)
特集の画面(デモ環境)

被災したとき

中央監視室が浸水しても、携帯電話の電波が届けば、ほかの処理場とつながり、お互いの状況を確かめ合えます。スマートフォンでも、パソコンと同じように使えるからです。

スマートフォンで見た災害への備え(デモ環境)
スマートフォンで見た災害への備え(デモ環境)

3磨く

質問や意見、数値を重ねながら、知見を確かめ、深めていきます。

回答と追記(返信)

質問には、ほかの処理場から回答が寄せられます。勘所やレポートにも追記でき、「うちではこうした」「その後こうなった」といった経験を後から重ねられます。やり取りを重ねるうちに、一つの処理場の経験が、ほかの処理場でも使える知見になっていきます。

勘所への追記(デモ環境)
勘所への追記(デモ環境)

改訂(版を重ねる)

勘所・質問・レポートは、投稿した後も直せます。前の版も残るため、知見がどう磨かれてきたかを後から辿れます。

勘所の過去の版(デモ環境)
勘所の過去の版(デモ環境)

月報(準備中)

! いまは使えません(準備中)

月報は、現在お使いいただけません。最初の処理場の皆さまとご相談してから開きます。理由は2つです。

  1. 月報は、処理水量や電力量といった運転の数値を扱います。こうした数値を処理場の外で使ってよいかは、自治体との委託契約で決められている場合があり、処理場ごとに違うかもしれません。
  2. 参加する処理場が少ないうちは、分布がまだ十分に見えません。

そこで、最初にご利用いただく処理場の皆さまに事情をうかがい、外部での利用を制限する決まりがないこと、または自治体のご了承が確かめられたところから開きます。この場の決まりを、一緒につくっていただけたらうれしく思います。

この機能の中心は、運転の数値をほかの処理場と比べることです。順位は出しません。同じ処理方式・同じ規模の処理場の分布の中で、自分の処理場がどのあたりにあるかが分かります。開いた後は、月に一度、次の5つの数値を入力します。

  • 流入水量(日最大)
  • 処理水量
  • 電力使用量
  • 汚泥発生量
  • 薬品の使用量(3種類まで)

同じ処理方式・同じ規模の処理場を抜き出して、自分の処理場がどのあたりにあるかが分かります。順位は出しません。

入力項目は、ご要望をうかがいながら増やしていく方針です。

分布の図には、希望する処理場だけが名前を出せます。名前を出すかどうかはそれぞれの処理場が決め、名前を出した処理場には図から直接連絡できます。「同じ規模で、うまくいっている処理場に聞いてみたい」。そんなところから、数値をきっかけにした情報交換が始まります。

! 準備中の機能の見本

月報の分布の画面(デモ環境)
月報の分布の画面(デモ環境・準備中の機能)

その先に

帳票データは、その処理場の外には出しません。そのうえで、各処理場の帳票データ(CSV)を取り込んだ、より詳しい分析も考えています。さらにその先で、蓄積した知見と数値を組み合わせ、次の運転を先回りして支える仕組みにつなげていきます。

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info@suimow.jp へご連絡ください。処理場の状況をうかがいます。

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